俺「ふふ~ん(5chカタカタ)」頭の中の女の子「……今日も一日ネットサーフィン」ハァ

1 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします00:36:20
俺「うっ……」

女の子「呆れて声も出ないわ。朝からスマートフォンにスマブラ、ディスコード確認、WEB漫画、ユーチューブ……ここ数日ずっとそうじゃない」
女の子「最悪よこれは」

俺「う、うう……」

女の子「作家先生になるために一日二万文字書くって意気込んで仕事を辞めたんじゃないの?」
女の子「その挙句がこれだなんて……救いがないわ。正直、マスターを買いかぶっていたみたい」ハァ

俺「い、今から、今から寝るまでに、五千文字書きます……」

2 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします00:38:02
女の子「……もういいもん。応援しているのが馬鹿らしくなってきたわ」

俺「そ、そんな……!」

ギュッ

女の子「……少し、酷いことを言わね。私はマスターを見捨てないよ」

俺「…………」

女の子「でも、ぼうっと時間を食いつぶしているマスターを見ているの、本当に辛いの。わかってほしいわ」

俺「はい……」

3 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします00:39:28
525
俺「5ch楽しいなあ」

女の子「そろそろ真面目に作業しないの?」
女の子「マスターがネット遊びを始めてから、もう三時間も経っているもの」

俺「うぐ……」

女の子「あまり私をがっかりさせないで」ハァ
女の子「口でばかり、やる、やると言って……」
女の子「どうしようもないわね」
女の子「起きて、食べて、ネットをして、食べて……まるで豚じゃない」

俺「で、でも、なんだかやる気が出なくて……」

4 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします00:41:41
女の子「マスター、やる気がない、は言い訳にならないわ」
女の子「そもそもやりたくないのなら、最初からやるやると口にしないでほしいものだわ」
女の子「気力もないのにそう宣言されて勝手に落ち込まれても鬱陶しいだけだもの」

俺「そ、そんなことは……」

女の子「……仕方ないわ」
女の子「やる気の出る呪文を教えてあげる」

俺「そ、そんなのがあるのか?」

5 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします00:43:41
女の子「ね、マスター、耳を貸して」チョイチョイ

俺「……」
女の子「…………」フーッ
俺「うわっ!」

女の子「ふふ、そんなくだらないものに縋る前に、もうちょっと自分で気力を出そうと頑張ってみて」
女の子「後で後悔するのはマスターだもの」

俺「はい……」

6 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします00:44:09
526
俺「ふんふんふふ〜ん(5chカタカタ)」

女の子「執筆活動は?」ヒョイ

俺「!?」

女の子「まったく、全然進んでいないじゃない」ハァ

俺「はい……」

女の子「あのね、これ三日目よ? マスター」

俺「はい……」

女の子「はいじゃなくて……」

7 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします00:47:20
女の子「えっと、作家になりたくて仕事をやめたんじゃなかったの? それともマスターは掲示板サイト巡りと自宅警備を生涯の仕事にしたかったの?」
女の子「だとしたらとんだお邪魔をしてしまったわ私は」

俺「……そ、そうじゃなくて、その」

女の子「わかってるよ。これはただの皮肉だもの」
女の子「まったく、私を失望させないで」

俺「はい……」

女の子「…………」チュッ

俺「!」ビクッ

女の子「こっ、これでその、マスターも少しはやる気が出たんじゃないのかな?」ケノサキクルクルー

俺「うん……ありがとう、頑張るよ」

8 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします00:47:59
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女の子「マスター……どうして今日も、さぼってずっとパソコンで遊んでいたの?」
女の子「小説執筆、頑張るからってお仕事辞めたんだよね?」
女の子「今日こそは頑張って一万文字書くって約束したよね? どうしてできなかったのかな?」

俺「ごめん……」

女の子「ごめんじゃなくて、理由教えて? マスター、別に私怒ってるわけじゃないの」
女の子「ちょっとだけ怒ってるけど……」
女の子「でもどっちかっていうと呆れてるかも……」

俺「つい……」

女の子「つい、かぁ……」

9 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします00:48:59
女の子「あの、それって根本的にやる気がないんじゃないの?」
女の子「もう止めたら?」

俺「でも……」

女の子「作家先生の真似事してるって思ってるから、今の生活止められないんだよね?」
女の子「でもマスターはただの誰にも必要とされないニートだから」
女の子「もういっそその作家先生ごっこ辞めた方が現実見えるんじゃないのかな?」

俺「書きます……」

女の子「でも昨日も同じこと言ってたよね」

俺「今度こそ書きます」

女の子「嘘吐くの止めろって言ってるだろ!」

俺「ひっ!」

10 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします00:50:17
女の子「……はあ、どうしてこうなっちゃったかな」
女の子「マスターは本当にいけない人だわ」

俺「……毎日五千文字書きます。用事のない日に書けなかったらアルバイト始めます」

女の子「本当?」

俺「はい……」

女の子「履歴書用意しておいて。そうじゃないとどうせやらないから」

俺「えっ」

11 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします00:50:58
書いててつらくない?
12 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします00:52:42
>>11
つらいよ
13 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします00:53:25
女の子「…………」

俺「で、でも……」

女の子「はあ……」
女の子「わかった。今は見逃してあげる」

俺「…………」

女の子「早く書いてよ」

俺「はい……」

14 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします01:01:18
じゃあな
五千文字書いてくるよ

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