オビワン「グリーヴァスが咳をしている!」アナキン「コロナかも」

1 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします21:19:59
〜とある惑星〜

オビワン「ああ、これはマズイ。全員退却!」

クローンA「ですが将軍、勝利は目前です」

アナキン「マスクをして戦いを続けましょう。コロナなんて怖くない」

オビワン「勇敢と無謀は違う。何度も教えたはずだ。戦いはこの一戦だけじゃない」

オビワン「それに、マスターヨーダから『敵に咳をする者がいればすぐさま逃げろ』と言われている」

オビワン「功を焦ってコロナに感染してはもともこもない。今は退くんだ」

アナキン「わかりました……。聞いたな、撤退だ」

クローンA「了解しました」

クローンB「総員退却! 船へ乗りこめ!」

2 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします21:24:13
―――

〜ジェダイ聖堂〜

オビワン「――そのため、私の判断で部隊を退かせ、検査のために帰還しました」

アナキン「いずれにせよ、敵は被害を受けています。立て直すにしても、時間はかかるでしょう。マスターの判断は正しい」

メイス「……だが、ここで仕留めきれなかったのは痛手だ」

ヨーダ「フム……即時の追撃を考える必要があるのう。して、コロナに感染した予兆は?」

オビワン「戦線にいた兵はもちろん、全艦の乗組員を検査中ですが……結果はまだ」

ヨーダ「グリーヴァスは遠かったか? ソーシャルディスタンスは保てたかのう? ン?」

オビワン「いえ……なにせ最前線でしたので、私は何度か彼に接近しました」

アナキン「僕は遠目で見ただけです」

ヨーダ「なるほどのう……マスターケノービ」

オビワン「はい」

ヨーダ「急ぎ、この部屋から出るのじゃ」

オビワン「えっ……」

アナキン「報告はまだ済んでません」

ヨーダ「アナキン、お主だけですればよい」

オビワン「念のため申し上げておきましょう。我々ジェダイの騎士は優先的に検査を受けています。結果は陰性でした」

ヨーダ「それを先に言うべきだったな。報告を続けよ」

アナキン「……」

4 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします21:29:17
オビワン「――敵の補給線は伸びきっています。追撃の際にはこちらも叩くべきかと」

ヨーダ「ンーム」

オビワン「ゴホッ、あー、近くの小惑星帯に――」

ヨーダ「待て」

オビワン「はい?」

ヨーダ「今の咳はなんじゃ?」

オビワン「え?」

ヨーダ「咳をしたな? さてさて、今の咳はなに由来かのう」

オビワン「……あの」

メイス「マスターヨーダ」

ヨーダ「いや止めんでくれマスターウインドゥ。重要なことじゃて。今の咳はどういう咳かのう? ン?」

オビワン「あー、今のは……その、少し喉がからまっただけで。決して、コロナでは……」

ヨーダ「本当か? 陰性といえど、必ずしもその結果が信ずるに値するとは限らん」

オビワン「症状は出ていません。感染したとは思えませんが」

ヨーダ「確実か? ホログラムで報告すべきだったと後悔しない自信はあるか?」

オビワン「もちろん。だからこそ、こうして直接――」

ヨーダ「みなまで言うな…………ンー……フォースの乱れを感じる」

アナキン「乱れているのはあなたの方です! マスターヨーダ!」

オビワン「おいアナキン!」

5 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします21:33:42
アナキン「この仕打ちはあんまりだ。まるでウイルス扱いするかのように」

オビワン「アナキン、冷静になれ」

アナキン「あなたに対する侮辱ですよ」

オビワン「だとしてもだ。今は控えろ」

アナキン「ですが」

オビワン「評議会は過敏になっている。直接報告へ来るべきではなかったかもしれない」

メイス「新型コロナウイルスの影響で、銀河が揺れている。見方によってはこの大戦以上の脅威だ」

ヨーダ「ジェダイ聖堂でパンデミックが起きたとして、どれほどの被害を受ける? ン?」

ヨーダ「私的な話ではない。決してな。共和国の命運を握る話よ」

メイス「警戒は必要だ。例え相手が身内であってもな」

オビワン「必要な用心だ。マスターヨーダは正しい」

アナキン「……すいませんでした、マスター」

オビワン「私からもお詫びします。……説明を続けてよろしいでしょうか」

ヨーダ「ンム」

オビワン「コホッ、えー」

ヨーダ「今の咳!!!」

6 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします21:37:03
ヨーダ「なんじゃなんじゃ! 今の咳はなんじゃ! 答えよ!」

オビワン「あー……いや、ですから」

メイス「マスターヨーダ。フォースが乱れておいでだ。深呼吸をした方がいい」

ヨーダ「深呼吸? ハッ……ワシはこの部屋の空気を吸いとうなくなったわ」

ヨーダ「たった今な……あまりにリスクが多過ぎる」

アナキン「ジェダイの騎士が、なんてザマだ」

オビワン「アナキン、口が過ぎるぞ」

アナキン「死が怖いんですか?」

ヨーダ「死が怖い? 死が怖いかと聞いたか? 笑わせるでない。ありえん話じゃ」

ヨーダ「恐れと執着はジェダイの教えに反する。ワシは死を必要以上に恐れてはおらん」

アナキン「では、何をそんなに狼狽えているんです」

ヨーダ「死そのものではなく、呼吸困難になって死ぬのがすごく嫌なんじゃ」

アナキン「それは死ぬのが怖いってことでしょう!」

ヨーダ「まるで違う! ワシが怖いのは呼吸困難の部分であって、死ではない!」

8 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします21:41:24
メイス「専門家によれば、重症化のリスクは低いという話です」

メイス「警戒は必要だが……かと言って、過剰に対策を講じ、動きを鈍くするのは得策ではないでしょう」

オビワン「私もそう聞きました。多くの場合、軽い症状で済むと」

ヨーダ「本当か? たしかな筋の情報かのう」

メイス「信頼度は高い。持病持ちや、高齢者は危ないらしいが…………あっ」

アナキン「……高齢者、ね」

オビワン「……」

ヨーダ「ワシじゃ」

メイス「マスターヨーダ」

ヨーダ「高齢者とは、ワシのことじゃ!」

オビワン「どうか、一度落ち着いてください」

ヨーダ「900年近く生きとるワシは凄い高齢者じゃ! そうじゃな!? ン!?」

ヨーダ「ンーム……これはもう、アウトらしい。死の香りがする。フォースが『やばたにえん』と囁いておるでな」

9 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします21:45:31
メイス「一度、休憩を挟もう。マスターヨーダには平静を取り戻すための時間が必要だ」

オビワン「どうやら……そのようですね」

ヨーダ「過呼吸になりそう……」

メイス「マスターケノービ、アナキン、話がある。席を外そう」

―――

メイス「ヨーダは神経過敏になっている。刺激するのは得策ではない」

アナキン「刺激してきているのはあっちでしょう」

メイス「彼の前では咳をするな、という話だ」

オビワン「努力しましょう」

アナキン「バカらしい…………ケホッ」

メイス「……」ジロッ

アナキン「え?」

オビワン「アナキン、今の咳は――」

アナキン「ああ。いや……これは、違いますよ。ただのエヘン虫です。たまに出るんだ」

オビワン「そうだったな。だが、マスターヨーダの前では控えよう」

アナキン「まったく……」

11 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします21:49:47
―――

メイス「話を続けよう。敵の補給線だったな」

オビワン「はい。……よろしいですか、マスターヨーダ」

ヨーダ「ン? ンー、続けよ」

オビワン「それでは……追撃の際には部隊を2つに分け――」

アナキン「……ケホン」

ヨーダ「ン!?」

オビワン「……あの」

ヨーダ「聞こえたか? 聞こえたはずじゃ! 今、かすかに咳をする声が……フォースがざわめいておるわ」

メイス「……私は聞こえませんでした」

オビワン「ええ、私も」

アナキン「僕も、聞いてない」

ヨーダ「そうかのう……? なら、よい……」

アナキン「………エヘン、ンッ、エホッ」

ヨーダ「聞こえたーーー!!! 聞こえたぞ!!!!!」

オビワン「どうか落ち着いて、これじゃ説明にならない」

ヨーダ「マスターウィンドゥ、あいつじゃ! スカイウォーカーがこっそり咳を! 見たぞ、ワシは見た!」

メイス「アナキン……! 控えろと言ったはずだが」

アナキン「すいません。でも……エヘン虫は我慢しようと思って我慢できるものでもありませんよ」

12 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします21:53:58
アナキン「今の咳はコロナではありません。どうかご安心を」

ヨーダ「どう違うんじゃ! その咳はどういう咳じゃ!? ん!?」

アナキン「エヘン虫ですよ……ただの」

ヨーダ「エヘン虫……!? エヘン虫とは何じゃ! コロナの親戚か!?」

ヨーダ「エヘン虫なんてワシ知らん……銀河の脅威じゃ……」ガクガクガク

アナキン「ハァ……マスター」

オビワン「……今日のところは、解散ということにしてはどうでしょう。このままではラチがあかない」

メイス「先延ばしにできることではない。報告は続けてくれ。私だけで聞く………ゴホン」

ヨーダ「思わぬ伏兵が隣にィィィ!!!」

ギャルルルルル

ドテン

ヨーダ「なぜお主が咳をする……!? マスターウィンドゥ! なぜ咳をする!?」

メイス「ああいや、申しわけない。つい……今のは、ただの咳払いです」

ヨーダ「嘘じゃ……きっとコロナじゃ……この部屋はもう汚染されとる……そうに違いないわい」

オビワン「どうか気を確かに」

アナキン「軽い咳ぐらい、日常で何度でもするでしょう」

メイス「今一度、フォースを平静に保つのです」

13 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします21:59:01
ヨーダ「ああ、ワシ……なんだか息が苦しくなってきた気が……」

アナキン「気のせいでは?」

ヨーダ「気のせいなどではない! あっ、苦しい……苦しいぞ」

メイス「よくない兆候だ」

オビワン「嫌な予感がする。アナキン、医療班を呼んだ方が良さそうだぞ。精神安定剤を――」

ヨーダ「ああ、怖いのう……怖い怖い、さてさて、怖いぞ……怖いぞ……」

メイス「気を沈め、負の感情をコントロールする。あなたが我々に教えてきたことです」

ヨーダ「わかっておる、わ、わかっておるが、怖いのは怖いんじゃ……怖い、こ……」

ヨーダ「………………………………………あっ……」

シーン

ヨーダ「……むり」

アナキン「え? なんです?」

ヨーダ「無理じゃ」

オビワン「えっ」

ヨーダ「怖すぎてもう無理」

アナキン「ちょっと」

ヨーダ「もう無理じゃああああああああ」

ダンッ

ギャルルルルル

14 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします22:04:49
<無理じゃ〜〜〜〜〜〜

グルグルグル

ダンッ

オビワン「マスターヨーダ! ああ、これは予想通り、まずいことになったな」

メイス「追え!」

アナキン「どうしてこうなるんだ!」

ヨーダ「恐ろしいことじゃああああああ」

ダンッ

グルルルル

ダンッ

ジェダイA「わっ」

ジェダイB「マスターヨーダ!?」

ヨーダ「うわああああああああ」

クローンC「マスターヨーダが跳びはねながら暴れてる! あっちへ行った!」

クローンD「どうなってるんだ? ジェダイの訓練か?」

アナキン「マスターヨーダ! 待って! まいったな、どこまで逃げる気なんだ」

15 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします22:09:04
オビワン「アナキン! 見失ったのか?」

アナキン「まさか。これほどのフォース、嫌でもどこにいるか分かりますよ」

オビワン「ああ、だろうな。感じるか、フォースの暗黒面だ」

アナキン「ええ。恐怖で我を失ってる」

オビワン「新型コロナウイルスへの恐怖に囚われ、ダークサイドに堕ちようとしているんだ。なんとしても止めないと」

アナキン「当たり前です。こんなことでグランドマスターがダークサイドに堕ちたら」

オビワン「評議会の積み重ねてきたもの全てが失墜するだろうな。そうなったら、我々の落ち度でもあるぞ」

アナキン「どうして!?」

オビワン「彼の前で咳をしたからだ。とにかく急ごう」

16 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします22:15:00
アソーカ「あ、マスター。ひょっとして、マスターヨーダを追いかけてたりする?」

アナキン「アソーカ、マスターヨーダを見たのか?」

アソーカ「うん、見たよ」

オビワン「彼はどこへ?」

アソーカ「『うわー。コロナじゃー。げに恐ろしきー』って叫びながら、そこの階段を転げ落ちていったけど」

アナキン「それで?」

アソーカ「え?」

オビワン「見ていただけか?」

アソーカ「はい、だって」

アナキン「どうして止めなかった!?」

アソーカ「だってあんなの、見送ることしかできないよ!」

アソーカ「止めてほしかったの? でも、それって難しいと思うな。パダワンにはまだ」

アナキン「だろうな。とにかく、このことをマスターウィンドゥに伝えてくれ」

オビワン「急ぐぞ、アナキン。聞いた限りでは、悪化してる。相当な」

17 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします22:19:48
ヨーダ「げに恐ろしきことなりけりィィィィィ」

ゴロゴロゴロ

クローンE「おい、なんだ?」

クローンF「えらいモンを見た気がする」

アナキン「いました! あそこだ! 退いてくれ、通して!」

ジェダイC「なんだなんだ」

オビワン「待ってください! マスターヨーダ!」

ヨーダ「コロナが怖いとフォースが叫んでおるぅ!」

アナキン「叫んでいるのはアナタだ!」

オビワン「まずいぞ、止まる気配がいっこうに無い」

アナキン「でもこの先は行き止まりです。捕まえるチャンスだ」

18 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします22:23:16
ヨーダ「あああああああ!!! 呼吸困難は嫌じゃあああああ」

ダンッ

ギャルルルルル

アナキン「Uターンして戻ってくる!」

オビワン「通すな! 押さえ込め!」

ガシッ

アナキン「捕まえましたよマスター」

オビワン「お願いです! 自分を取り戻してください!」

ヨーダ「アバババババ」ガクガク

アナキン「精神を鎮めて、フォースに問いかけて!」

オビワン「対話するんです! マスターヨーダ! あなたなら簡単なはずだ!」

ヨーダ「ひぎぃ、フォース、フォースよ、答えてくれぇ!」

アナキン「その調子だ!」

オビワン「フォースならコロナだって克服できます!」

19 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします22:27:09
ヨーダ「あぁ、フォースよ……コロナに打ち勝つことができるか……フォースは、コロナに勝つことが――」

ミディクロリアン「……」

ヨーダ「……」

ミディクロリアン「……ムリ」

ヨーダ「わああああああ無理じゃあああああああ!!! フォースがそう囁いたあああああああ」

アナキン「振りほどかれる!」

ヨーダ「密!!!」

ズァァァァァァァ

アナキン「うわっ」

オビワン「ぐあ」

アナキン「弾かれた……!」

オビワン「なんて力だ。腐ってもグランドマスターだな」

ヨーダ「コロナに打ち勝てるのは暗黒面しかないでな……!」

20 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします22:28:08
墜ちたか
21 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします22:31:15
――

パルパティーン「……むむっ!?」

ガタッ

パルパティーン「ジェダイ聖堂の方からとてつもない暗黒面の力を感じる……!」

パルパティーン「余に迫る逸材か……?」

パルパティーン「……」ソワソワ

パルパティーン「行かなきゃ……!」

ダッ

23 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします22:35:39
アソーカ「マスター! 大丈夫?」

アナキン「大丈夫なもんか! ジェダイオーダーはおしまいだ!」

メイス「事態は悪い方向へ進んでいるようだな」

オビワン「見てのとおりです」

ヨーダ「フォースの暗黒面の力をもってコロナを克服する……ワシはダース・パペットとなったのじゃ……たった今な……」

メイス「なんということだ……」

アソーカ「ダース・パペット!? 正気?」

アナキン「正気なわけないだろ……マスターヨーダ! コロナへの恐怖に負けちゃダメです!」

ヨーダ「ワシはヨーダではない。その名は捨てた。今やダース・パペットじゃて、ンー」

メイス「マスターヨーダ……とにかく、私の話を聞いてください。さきほど――」

ヨーダ「近づくでない! 計画は今この時から始まっておる!」

アナキン「計画……?」

オビワン「いったい何の話だ?」

ヨーダ「暗黒面の無限のパワーをもって全銀河の生命体を滅ぼし、ワシも死ぬ。宿主がおらねばコロナも無力よ」

24 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします22:37:05
ヨーダならやりかねない
29 -るるさん(ジェダイ 22:47:34
      .|ヽ▲ハ,       
      ,| |・ω・;,_  わろた
 ,ノ⌒ミ(O) ̄~/★ヽ
 `’ー’´`’u゛-u丶_ノ 
25 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします22:39:32
アソーカ「信じられない、マスターヨーダがあんなこと言ってるよ」

アナキン「ああ、狂ってるとしか言いようがない」

ヨーダ「無限の、パワーをおおおおおおお!!!! 喰らうのじゃああああああああ!!!!!!!1」

バチバチィ

オビワン「電撃だ! みんな退け!」

アナキン「完全にシスじゃないか!」

ヨーダ「ンヌアアアアアアアアア!!!」

ビリビリ ズバァ

27 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします22:43:17
パルパティーン「あっ! あれは!」

ヨーダ「キエエエエエエエエエエ」

バチバチッ バチッ

パルパティーン「まごうことなき、フォースライトニング……!」

パルパティーン「……なんと、この力はマスターヨーダのものであったか……!」

パルパティーン「彼が暗黒面に足を踏み入れるとは、余の時代が来たも同然! 計画を早める必要がある!」

パルパティーン「すぐに余の仲間に引き入れるのだ! ドゥークーはもういらん!」

パルパティーン「マスターヨーダー! おーい! こっちこっち! 余だよー!」

30 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします22:48:21
パルパティーン「おーい!」

アナキン「なんだ!?」

オビワン「パルパティーン議長!? 何故ここに……いけない、近づいてはダメだ!」

メイス「巻き込まれるぞ!」

パルパティーン「マスターヨーダ! 余の弟子に――」

ヨーダ「全員死んどけ!!!!!!」

バチィ

パルパティーン「いやああああああああ!!!!」

アナキン「議長!」

アソーカ「ウソ、やられちゃった!」

オビワン「マスターヨーダはこちらに任せて、議長をお助けしろ!」

パルパティーン「あうぅぅ……」

ドサッ

31 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします22:52:08
アナキン「議長! しっかりしてください!」

パルパティーン「ふみゅう……しんどい」

アソーカ「大変! 顔が真っ白! しわくちゃになってる! ねえ、これって普通じゃないよ!」

アナキン「医療班! 急げ!」

ヨーダ「ああああああぁぁぁぁぁぁぁ……ゼェ、ゼェ」

バチッ チッ

メイス「パワーが落ちてきた。今が好機だ」

オビワン「今度こそ、確実に押さえ込みましょう」

ガシッ

ヨーダ「ぬわあ! 離せぇ! 離さんかぁ!!!」

ジタバタ ジタバタ

メイス「マスターヨーダ、これ以上はあなた自身の命に関わる」

オビワン「殺したくはない、どうか気を沈めて」

ヨーダ「だって、だって怖いんじゃぁぁぁ……うっ……うっ」

メイス「怖くなくなる、怖くなくなる。ライトサイドに戻りたくなる」

ヨーダ「ンー……」

オビワン「ジェダイの仲間にマインドトリックを使うなんて……」

メイス「非常時だ。今の彼は強固な意志が無い、効果はあるだろう」

32 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします22:56:48
ヨーダ「本当は……本当はのう……ワシとて、ダークサイドになど堕ちたくはない……」

ヨーダ「だがコロナがアホほど怖くて……」

オビワン「わかりました。わかりましたから、どうか泣かないで」

メイス「マスターヨーダ、聞いてください。ここへ来る前に、元老院のコロナ対策本部から報告を受けました」

メイス「新型コロナウイルスに感染するのは人間のみのようです。あなたの種族は感染しない」

ヨーダ「なんじゃと……!? そ、それはまことか……? 嘘ではないのだな、ン?」

メイス「ええ。銀河元老院の公式な機関による、正確な情報です。信じてください」

ヨーダ「そ、そうか……なんじゃ……そうだったのか……」

メイス「はい」

ヨーダ「……そっか……」

メイス「……」

ヨーダ「それじゃあ……こんなに騒いで、ワシ、馬鹿みたい……」

オビワン「それは……まあ……誰にでも、間違いはあります」

メイス「マスターヨーダ……ライトサイドに戻りましょう」

ヨーダ「うん……戻る。戻るとしよう」

ヨーダ「今からダース・パペットとは呼ばんでくれんかのう、ン?」

オビワン「初めから誰も、そう呼んでません」

33 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします23:01:42
医療ドロイド「何事デスカ。コレハ」

アナキン「議長がシスにやられた」

医療ドロイド「シス!」

メイス「いや、もう心配ない。マスターヨーダはライトサイドへ戻ってきた」

ヨーダ「喉が渇いた……誰か、水素水を持ってきてくれんかのう……」

アソーカ「良かった。すっかりいつも通りみたい」

アナキン「そうか……?」

オビワン「気分はどうですか」

ヨーダ「血液クレンジングしたようにさわやかじゃ……フンム……」

ヨーダ「コロナに感染していないと分かった途端、呼吸が楽になったのう」

アナキン「よく見ておけよ、アソーカ。こういうのが医療崩壊を起こすんだ」

アソーカ「はい、マスター」

34 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします23:06:39
医療ドロイド「議長ハ一命ヲトリトメマシタ。今ハ眠ッテイマス」

アソーカ「眠ってるだけだってさ。これで安心だね」

アナキン「ジェダイの権威失墜は免れたな」

ヨーダ「ン? なぜここに最高議長殿がおられるのかのう? 体調が優れないようじゃが」

オビワン「あなたがやったんです。覚えてないんですか?」

ヨーダ「なに、ワシが?」

アソーカ「おかげで、ホラ、顔がしわくちゃになっちゃって。これじゃシスの暗黒卿みたい」

パルパティーン「ううぅ〜、う〜ん、マ、マスターヨーダ……マスターヨーダ、ムニャムニャ」

ヨーダ「パルパティーン議長、すまないことをした。ワシはここにおります」

パルパティーン「うーん……よ、余の仲間に……シスの暗黒卿になって……Zzz」

ヨーダ「…………今、凄いことを言っておったか? ワシの聞き間違いかのう? ン?」

メイス「……いえ、私も聞きました。……聞いたな?」

オビワン「聞きました」

パルパティーン「ンフフ……マスターヨーダを弟子にして……銀河帝国の皇帝になるんだ……フフ……Zzz」

メイス「どうやら、もうひとりのシスの暗黒卿は彼だったようです。このこと、気付いておられましたか?」

ヨーダ「…………正直に言おう。ぜんっぜん、気づかんかった。死ぬほど驚いておる。……なんにせよ、捕らえよ」

35 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします23:11:12
―――

グリーヴァス「ゲッホゲホ、オェッホ、オエ」

バトルドロイドA「アノ、スイマセン」

グリーヴァス「……なんだ……何故そんなに離れている」

バトルドロイドA「ソーシャルディスタンス、デス」

バトルドロイドB「感染シタクナイカラ」

グリーヴァス「これはコロナではないと何度も言っているだろう! それよりなんだ、報告か!?」

バトルドロイドA「イエ。ドゥークー伯爵カラ、通信デス」

グリーヴァス「繋げ! ゲホン、ゴホン」

ドゥークー伯爵『……』

グリーヴァス「ドゥークー伯爵。ジェダイ共が撤退したことでこちらの体勢は整いつつある。いつでも迎え撃てます」

ドゥークー伯爵『捕まっちゃった』

グリーヴァス「えっ……?」

36 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします23:16:29
ドゥークー伯爵『我等が指導者のシディアス卿が捕まっちゃった』

グリーヴァス「えっ」

ドゥークー伯爵『私の居場所も、主要基地の場所も、全部バレちゃった』

グリーヴァス「えぇ……」

ドゥークー伯爵『今も包囲されちゃってて……。そっちにも、共和国の軍団が向かってると思う』

グリーヴァス「えっ……!」

ドゥークー伯爵『だからもう……負けっ!』

グリーヴァス「え〜〜〜〜っ!!!」

ドゥークー伯爵『分離主義勢力の負けですっ!』

グリーヴァス『ええええええええええええっ!?!?』

ドゥークー伯爵『シスの復讐ならず! 来世に期待!』

グリーヴァス「あの、ちょっと」

ドゥークー伯爵『それじゃあ!』

バトルドロイドA「通信切レマシタ」

バトルドロイドB「アノ〜、ドウシマショウ。コンナ突然……我々、何カ、失敗シマシタカネ」

バトルドロイドC「何ガ悪クテ、コンナ急ニ負ケチャウンデショウ」

グリーヴァス「…………ゲホッ、ゴホッ…………分かんない。どこで間違えちゃったんだろう」

END

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